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   本当にセックスしないの?いまどきゲイのリアルセックス事情

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性との向き合い方も時代とともに多様化し、ジェンダーレスというワードが自然と浸透しつつある今日、若者のセックス事情を取り上げた本企画の最終編としていまどきのゲイ3名に話を聞かせてもらった。性的マイノリティとして生きながら、あでやかに自分のあり方を体現する彼らのリアルなセックス観には品格すら感じさせられた。



ゲイのサラリーマン

山田 / 23歳 / サラリーマン

都内在住。メーカーに勤務する。年下~同年代の二重で丸顔の男性が好み。普通っぽい雰囲気の人に惹かれる。



ゲイの学生

高橋 / 24歳 / 学生

都内在住。ゲイバーでバイトをしている。好きなタイプは長身でホリが深い外国人。ツンデレで強引なところがあるとなお良し。





ケイジ / 26歳 / デザイナー

都内在住。ファッション業界に身を置き、忙しい合間を縫って週末には新しい男性と知り合う。好みの男性は正社員。









Q.自分のセクシュアリティに気づいたのはいつ?

山田:「割と遅かったです。高3か大1のころでした。最初は“自分がゲイなわけない“と思っていたんですけど、部活の男友達でめちゃくちゃ仲が良い子がいて“なんか好きかも”って。やけに気が合うなーって感じたんです。向こうがゲイかどうかは分からず……微妙なラインだったと思います。結局思いは伝えられず、いまも友達として遊んでます」

高橋:「僕は小学生のころですかね。林間学校で同じ班だった男の子がすごくお調子者で、自分のあそこを出してふざけてたんですけど、僕としては“あれ、興味あるかも”みたいな(笑)。振り返れば、幼稚園の年長くらいには男の子と身体の触り合いをしていて、そのときはすごくドキドキしてました」

ケイジ:「自分は18歳くらいのころだと思います。当時ホストをやっていて、お客様は女の子なんですけど、スタッフがメンズじゃないですか。オープン前の準備時間は、ほとんど男の人しかいないですよね。そのあたりです、気づき出したのは」



長い間“異性愛者”として暮らしてきても、ふとした瞬間に男性への特別な感情に気付くことがある。それは友達同士の延長にあったり、冗談半分の性的アピールを通して見出されることもある。初めは当事者もその感情を受け入れられずに見過ごすことも多いが、のちに振り返ると「そういえばあのとき……」とつじつまが合い、セクシュアリティを自覚していく。







Q.カミングアウトをしたのはいつ?

山田:「俺、(自分がゲイだということを)全然言わない。たまに言うことはありますけど。でも、言わなくても生活には特に支障がない。“彼女いるの?”って聞かれても、男性を女性に置き換えて話すみたいな」

高橋:「昨日か一昨日くらいに、もともとバイ(バイセクシュアル)として知られていた高校の先輩と、Instagramでフォローし合いました。大学1年生のころ、ゲイ向けのアプリを使い始めたときにその人を見かけたんですけど、そのときは思わずブロックしちゃったんです。やっぱりバレるのが怖くて。それから4~5年くらいは黙っていたんですけど、向こうもゲイっぽいし、いまはもういいのかなと思ってます」

ケイジ:「3年くらい前ですね。“ゲイなの?”って聞かれて、“そうじゃないよ”とは言わなくなりました。でも、やっぱり周りから疑惑はかけられがちでしたよ。私としては、もともとこういう感じでやらせてもらってるんですけど(笑)。カミングアウトするきっかけになったのは、3年前に付き合ってた彼氏と交際1年が経ったことでした。付き合い出したころはだれにも言わなかったんですけど、関係が落ち着いてきたころに“もう、そろそろかな”と。仕事でも徐々に昇格しはじめたころだったので、怖いものがなくなったからだと思います。自分自身のことも許せるようになったんでしょうね。結局そのときの彼とは別れちゃったんですけど」

同性愛者であることを他人に知られるとき、当事者がいちばん恐れるのはその反応だ。ありのままの自分で暮らしていきたいと思う反面、カミングアウトに至るまでは相当の覚悟を必要とする。同じ性的マイノリティをも、周囲の反応を恐れるがあまり拒絶してしまうことがある。



Q.家族や割と近い関係の人にはカミングアウトした?

山田:「全然言ってないです。友達数人くらい。あまり聞かれもしないし」

高橋:「僕には姉がふたりいるんですけど、めっちゃ聞かれましたよ。それでも否定してきた。でも否定すると“なんだ違うんだ、つまんない”とか言ってくるんです。姉たちが別に否定的じゃないことが分かっただけでも、僕はすごく楽です。いまは、ふたりとも気づいてるかな」

ケイジ:「僕も言ってないです。“(自分がゲイだということを)察してほしい”って気持ちは本当に分かる。でも最近は、ちゃんと言わなきゃって思ったりもします。なにも知らずに親にそのまま死なれたら、自分が嫌。その一方で、カミングアウトするにしても自分が言いたいだけなんだろうな、と思う。私は親と結構仲が良いんですけど、もともと話し方もこんな感じだしカミングアウトしても驚かなさそう。でも、タイミングはいまじゃない気がする。“この人と一生、生きていきます”っていう人ができてからかもしれない」

カミングアウトをすることに、当事者たちは前向きでも後ろ向きでもない。自分のセクシュアリティを告げる相手が、自分にとって“大切な人”であるかどうかが大きなポイントとなる。大切な相手を傷つける可能性があれば、自分のエゴを優先することもない。



Q.男性のどこに色気を感じる?

高橋:「手です。ゴツゴツした手。なんか守ってあげたくなる」

山田:「ぱっちりした二重。僕は可愛らしい人が良いです」

ケイジ:「なんだろう……特に好みのタイプとかはないけど、ヒゲはあってほしいかも」

テレビのバラエティ番組でよく見かける“オネエ”は、女装要素が強かったり、極端な女性語を使ったりする人が多い。しかしそれが、すべてのゲイのあり方ではない。ひと口に“ゲイ”と言っても、身体の線が細く可愛らしい見た目の男性もいれば、鍛え上げられた筋肉が魅力的な男性もいる。またふっくらとした身体つきが包容力を感じさせるような男性も。ストレートの男性、女性、レズビアン編と同じ質問をしてきたが、上記のことを踏まえると今回はいちばん性差が少ない回答を得られたような気がする。







Q.異性に対して性欲は湧かない?

山田:「俺、割と普通に女の子が好きだったんですよね。高1、2くらいまでは女性と付き合ったりもしてました。でも男性にも多少の興味があって。友達関係だけじゃない、特別な感情があった。“自分がゲイなわけないだろ”ってずっと思ってたんで、最初は受け入れ難かった。18歳ぐらいのころに初めてそっち(ゲイ)の人に出会って、“なんだ、普通じゃん”って」

高橋:「好きな人はいました。でも恋愛感情だけ。ひとりだけ性的に興味を持った女の子もいたけど、2年くらいの片思いの末、自分のなかで吹っ切れたんです。そしたら、“次、男行きたい”みたいな」

ケイジ:「私は付き合ってた女の人、いましたよ。普通にやること(セックス)もやってたし。上京してきたばかりのころ、先に上京してた友達に二丁目(新宿二丁目)に連れて行ってもらったんです。その人はノンケ(異性愛者)なんですけど、二丁目にも行くタイプで。それがきっかけで“こういうコミュニティもあるんだ”って知ったんです」

高橋:「僕は女性との身体の関係はないですね」

山田:「僕もないです。小6のころ、同級生の女の子の家に泊まりに行って布団の中でちょっと触ったくらい。上半身だけね」

3名とも女性を好きになったことはあるが、その関係に“なにかが違う”という違和感があったわけでもない。やがて自然と恋愛対象は男性に変わった。それは自分自身や他人に対する探究心が、本人にとってもっとも居心地の良い場所へと導いたようにも見える。



Q.どんな風に男性と出会っているの?

ケイジ:「自分はアプリで出会うことが多いです。そこで連絡先も交換しちゃう」

高橋:「二丁目のクラブは乱痴気騒ぎするためだけに行ってる。最初のうちは“イケメンとか外国人とかいないかな”って感じだったけど、最近は全然。とりあえずテキーラめっちゃ飲んで頭パキッとけば良い」

山田:「ゲイ向けのアプリはセックスのため、って感じ。やっぱり身体の相性を見てから、付き合うか付き合わないかをちゃんと判断したい。付き合うことになってから、相性が合わないってなったら“どうしよう”ってなっちゃうし」

高橋:「アプリを媒体としなくても、バイト先の店でゲイの友達が増えていって、友達の友達と仲良くなって、ヤッてみたいな感じ。関係が浅い人とヤるから、そのあとも別に気まずくはならない」

山田:「俺は割と、友達とヤッちゃうこともあります。でもそれは、友達の延長線上の行為だからいいかな、って」

ケイジ:「私は絶対に友達とできないですね。結構縁遠い友達とならありかもだけど」

レズビアン編でも見られたように、ゲイ同士もアプリを活用して出会うことが多い。しかし彼らにとってのアプリはセックスが目的となる印象が強い。「ゲイ同士は会ってすぐに“ヤろうよ”となることも多い」と、ある者は言った。これだけでは性に奔放なように聞こえるが、ゲイにとってのセックスとは人生最高のパートナーを見つけるまでの大切な前儀式でもあるのだ。



Q.一回セックスしたらその後も会う?

高橋:「本当に気が合えば、一回セックスした後にまた会うことはあります。でも、僕の場合、付き合うか、一回ヤるかだけの二極化してる感じなんですよね。身体の相性が良かったらセフレにするかな。セフレは恋人になるまでの移行期として捉えてます。セフレになってその先に、恋愛関係が発展するならヤるし、発展しないならセフレの関係をやめちゃいます」

山田:「“こいつとは付き合わなくていいや”、“こいつはちょっと違うかな”って感じたら、その人とは付き合わないです。でもヤりはする。両者の決定的な違いはそんなにないですね。トータルで相手のことを見て“別にそれほどでもないかな”って感じならセフレ」

ケイジ:「彼氏ができたら、セフレを一回清算するよね。連絡取らなくなるみたいな」

高橋:「繋がってると自分もモヤモヤするし、ふとした時にセフレに行きそう」

ケイジ:「そう、連絡を絶つの。相手には“彼氏できたから”って直接的な言い方はしないかな。私の場合は携帯変えちゃう!番号も変えて、LINEアカウントも変更。携帯を2台持ってるから、1台は仕事と大切な人用。もう1台はプライベート用として使ってる。どうでも良い人とか、今後のセフレ候補はプライベート用に入れて、いざとなったら番号を変えればOK」

セックスに積極的である一方で、パートナーができればセフレとはしっかり縁を切るといった堅実な考えも持っている。セフレと縁を切るときは、セックス面でも精神面でもバランスが良い人を見つけたということになるのだろう。決断すべきところでは心を決める潔さが小気味好い。







Q.セックスはどれくらいしているか?

山田:「正直、どこからがセックスになるのかってよく分からなくて」

高橋:「触り合ったらかな。射精したら完全にセックスにカウントします。キスは含めない」

ケイジ:「挿入したらカウント」

山田:「口でしたらカウントされるんじゃない?」

高橋:「うん、全然カウントしてる。バニラセックスね(キスや愛撫に重きを置き、フェラチオやアナルセックスを適度にするセックスの種類)」

ケイジ:「挿入のみ」

山田:「いま付き合ってる人がいて週1くらいで会うんですけど、セックスは月に3回くらいかな。1週間に1回あるかないか程度。もっとしたいとかいう気持ちはなく、これくらいで十分」

高橋:「現状、月に1回いかないくらいですね。二丁目にデビューしたてのころは週1回、毎回違う国籍の人としてました。新しい国籍の人は刺激が多いから、好奇心がくすぐられる。最近ターゲットを日本人に絞ってからは、モチベーションがあまり上がらなくて」

ケイジ:「私は週4とかかな。相手はアプリで見つけます。平日は職場と自宅の往復で終わっちゃうんですけど、土日が休みなので、そこで。土日の午前と午後があるじゃないですか、土曜の午前に1人、午後に1人、日曜の午前に1人、午後に1人とセックスすると、トータル4人でしょ。別にそれだけセックスしなかったら性欲がおさまらないとかじゃないんですけど。自分の場合、ストライクゾーンが広いみたいで」

レズビアン同様、ゲイにとっても、どこからどこまでがセックスになるのかの線引きはあいまいのようだ。しかし、それぞれが自分なりの解釈で身体の関係を楽しんでいる。良い相手が見つかったときに適度な頻度でセックスをする者、週末のルーティンワークのように勤しむ者……彼らのセックスの楽しみ方は非常に多様だ。



Q.オナニーはする?セックスとの違いは?

山田:「2日に1回くらい」

高橋:「毎日1回以上かな。僕の場合は動画を観るか、お風呂に入ったときに自分の姿を鏡で見ながらするんです。この感覚分かってくれる人少ないんですけどね(笑)」

ケイジ:「毎日しますね。でも1日2回以上はしないかも。私は動画観ながらするかな」

山田:「オナニーとセックスの違いは“触れ合い”。相手となる人がいるか、いないか」

高橋:「オナニーは生理的欲求を満たすだけ」

山田:「そうそう、セックスは終わったあとにすごく満たされた気持ちになる」

ケイジ:「1人でするのは物理的で、2人なら精神的。どちらも結局物理的ではあるんですけどね」

山田:「セフレとしても精神的に満たされないことはありますよね。無機質な感じ」

高橋:「うん、2人でするセックスの方がエロいから、“とりあえず”みたいなノリ」

山田:「好きな人とするときは割と満たされます」

これまでおこなってきたインタビューでも意見が挙がった通り、オナニーとセックスの違いとは、そこに他人の温もりがあるかどうかであり、最終的に精神的な満足感が得られれば理想的という程度のようだ。



Q.1回のセックスにつき何回くらいするのか?

山田:「基本的には1回。1回ヤッたら満足しちゃう」

高橋:「最近は1回。でも昔は3回くらいしたときもあるかな」

ケイジ:「だいたい1回ですかね。でも1回が4時間だったことがあるんです。その人とは付き合っていたんですけど、体位を変えたりするとイキづらくなるとかあるじゃないですか。彼はイこうとしてくれなくて……長すぎたことがトラウマになっちゃいました」

高橋:「僕の場合は、ちょっと長くても1時間くらいですね」

山田:「1時間超えることは滅多にない」

平均して1時間程度のセックスが体力や集中力の点から見ても、双方にとってベストのようだ。長すぎるセックスは、相手にとって苦い思い出として残ることもある。良いセックスとは身体の関係を通してお互いを思いやれるかどうかにかかっているのだろう。







Q.日本の夫婦はセックスレス、といわれるが、理由はなぜだと思う?

山田:「結婚しちゃうと、それで満足しちゃうのかな。割とそこで終わっているような気がする」

高橋:「セックスをしたいからするっていうよりも、“子作りを頑張ろう”みたいなイメージが強いとか?」

ケイジ:「働きすぎっていうのもありそう。くたくたになるまで働いてから帰宅すれば、セックスをするほどの性欲も湧かない。性に対してあまりオープンではない、という日本人の性質も原因かもしれません。仮にセックスをしていても、 出生率に結びついていないということであれば、日本のコンドームの品質が良過ぎるということもあり得ますね。薄さと強度の面が発達してるでしょ? 女性ならピルも飲んだりするから、避妊率も上がるし……。技術が進歩し過ぎてる可能性もあるよね」

山田:「“子供を作ることができても、持たない“っていう選択をしている人も増えてきてるんじゃないかな。でもそれが出生率低下のおもたる原因ではないような気がするけど。付き合いが長くなると、あまりセックスしなくなることが多いですよね」

高橋:「結構長く付き合ってるゲイの知り合いに“まだヤッたりするんですか?”って聞くと、10人に1人いるかいないかくらいの割合で、ヤッてるくらい。交際期間2年くらい経つと、だいたいみんなヤらなくなるね」

山田:「それでも一緒にいるのは、相手に余計な気を使わなくて良いからかな」

ケイジ:「パートナーと付き合って7年経つゲイの知り合いは、ほかの人とヤッてるっていってた。そのパートナーもまたほかの人とヤッてるんだろうけど、それは許容の範囲で、戻って来るところは同じ。性交渉がなくても、一緒に旅行したり、出かけたりしてる。自分もそういうのにあこがれます」

高橋:「そういうのいいな、とは思うけど、まだ自分のこととしては想像できないです。できれば“この人とずっとセックスしたい”って思える人と付き合いたくて。一方ではそんなの無理な気もする。もし誰かと長く付き合ってセックスレスになったら、結局ほかの人とセックスするようになっちゃうのかなと思います」

日本の夫婦のセックスレスの原因として、今回初めて挙げられた仮説は「働きすぎ」であることだ。日本の労働生産性はOECD(経済協力開発機構)でも世界最低水準(2014年)として知られており、残業や休日出勤も止むを得ない職場も多く存在する結果としては不本意ともいえる。仕事で疲れ切った身体では、体力を必要とするセックスには及べないのが現実なのかもしれない。



参考:
http://www.jpc-net.jp/intl_comparison/



Q.将来子どもは欲しい?

山田:「たまに考えますけど、“物理的に無理だろうな”って思いの方が大きいです。仮に子どもを持ったとしても、世間の目が怖い。子どもがかわいそうかな、って」

高橋:「めっちゃあこがれる。男のカップルがベビーカー引いてるのとかみると、すごく楽しそうとか思っちゃいます。外国だとよくあるけど、日本でもしたい」

ケイジ「やっぱり欲しいと思います。昔は全然いらないと思ってたんですけど。社長(女性)が職場にたまに子どもを連れてくるんです。身近な人の子どもと触れ合えるようになってから、“子どもは欲しいかも”って思うようになって。日中はお世話できるけど、実際は夜の方が子育てって大変な気がします。自分が欲しいからといって養子をもらうかどうかは、いま考えても決断できないんですけど。そもそも子どもを欲しいとも思っていなかったので、最近は少しは気持ちに変化が生まれてきたのかなと思います」

高橋:「同性婚を認めてから出生率が増えた国もありますよね」

山田:「性的マイノリティはどの時代でもいましたからね。同性婚を認めたからって、出生率はそんなに変わらないだろうと思います」

高橋:「じゃあもし同性婚を認めなかったら、同性愛者が無理に異性と結婚して子どもを産むのかっていう話だと思いますよ」

ケイジ:「過去に“同性婚を認めたら少子化が加速する”と言った議員がいますけど、おそらく同性婚を認めたくないからそう意見を述べてるんだと思うんですよね。でも実際は(性的マイノリティが)ある程度いることを知っている上で話しているんじゃないですか。パートナーシップ制度が導入されたときに、同性愛者がある程度いることが可視化されるのが怖いんじゃないでしょうか」

2011年~2012年の出生率データによると、早いうちから同性婚を法制化したベルギーでは出生率がアップし、カナダやスペインでは増減なしという結果が出ている。同性愛者同士がそれぞれの身体をもって子どもを作ることができなくても、それが直接的に出生率低下に繋がるわけでない。また性的マイノリティに比較的オープンな国では、代理母出産により、ゲイカップルが子どもを持つといった形も増えている。日本の出生率を上げるためには、“(性的マイノリティも含めた)他者に理解を持つこと”が必要なのではないか。理解が深まってこそ、安心して子どもを作れる世の中になりそうだ。

参考:
https://health.goo.ne.jp/news/2594



Q.性的マイノリティとして生活する上で、社会に求めることはある?

山田:「もうちょっと性的マイノリティに対して、寛容になって欲しいとは思います。“普通にいるじゃん”くらいになってくれれば、別にそれ以上求めることはない」

高橋:「自分はクローゼット(自分のセクシュアリティを公にせず、隠しておくこと)なので、もっとカミングアウトしたい気持ちはあります。でも周りには“カミングアウトしても大丈夫だよ”ってオーラを発して欲しい。カミングアウトすればするほど、性的マイノリティの人口が可視化されて、もっと寛容な社会になると思う。そもそもカミングアウトすること自体が簡単ではないから、いっそのこと性的マイノリティ共通のバッヂとかつけてほしい(笑)」

ケイジ:「年配の方が性的マイノリティに関する話題を取り上げてるシーンをよく目にします。でも最近はちょっと標的にされすぎやしません? もうちょっと放っておいてほしいと思います。いままでだってそれなりにやってきたし、あからさまな助けは求めていないんです。向こうからしたら“性的マイノリティにとって良い環境にしてあげましょう”みたいな気持ちなのかもしれないんですけど、特別なことは求めていないのが本音です」

日本のLGBT※人口は、約7.6%(2015年現在)。潜在的なLGBTはより多く存在するはずだ。7.6%という数字は一見少ないように見えるが、世界の左利き人口が約10%、日本のAB型人口が約9%というとLGBTが本当の意味で“マイノリティ”であるかどうかは、身近に当事者がいるかどうかにもよるところだろう。その誰もが自分らしく人生を送ろうとする美しき戦士であり、その志にストレートの人々と相違はない。

(※LGBT…レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーを意味する頭字語)

参考:
http://logmi.jp/67894
http://wotopi.jp/archives/22780







Q.?分にとってSEXとはなに?

??:「?とのつながりの再確認」

?橋:「“FUN”って感じ。楽しみたい、ちゃんと」

ケイジ:「?き様ですね」

今回インタビューした3名にとって、セックスはあくまでも愛情確認のツールのひとつでしかないといった印象だ。セックスの先にある本質的な意味での幸せを求め、それまでの過程は?のままに楽しむ。?体ひとつで?ち向かう彼らの勇敢な姿にエネルギーをもらった気がする。

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